レバプ州

アタムラット市に位置しており、10世紀には多くのモスクや墓がありました。

神聖な土地とみなされる霊廟には病気をもつ幾千の人々は癒しのために訪れ、又ある人は聖なる祈りの場として未だに巡礼者は絶え間なく訪れています。

また、アスタナ・ババはゼッド・アリとゼベッド・アリの霊廟があります。今も語り継がれるその伝説の中の助言を基にこの霊廟は建てられたと言われています。

ここはかつて海の底でした。そこに生息していたとされる生物の化石が地球の証人として永遠に残っている地です。

地殻変動のプロセスによってジュラ紀とチョーク海の堆積物によって形成されていたことがうかがえる地質構造をしており、またトルクメニスタンの天然鉱物資源も豊かな場所です。

岩塩やカリ塩、ネイティブ硫黄、石膏、天青石、バライト、オニキス大理石などの堆積物があります。

53メートルの長い壁面と要塞化された正方形の要塞。

12世紀のレンガを利用したセルジューク朝の建築技術の高さを示す典型的な例として挙げられます。その芸術性は中央アジアで最も優れているといわれます。

10～11世紀のアムール（現在のトルクメナバット）の支配者の要塞の廃墟。
トルクメナバットから10キロで、あまり遠くない場所に位置しています。
この粘土で作られた巨大な正方形の要塞は10世紀に外敵が侵入しないように作られたものです。